2019年04月24日 10時56分

1. ブラック債務者が人生を台無しにしないための注意事項
2. 返済不能に陥ってブラックリスト入りしてもまだお金は借りられる
3. サラ金や街金は最後の最後まで見捨てない会社も意外と多い
4. ブラックリストに載ってどこからも借りられない人は個人間融資掲示板へ
5. ブラック債務者は親戚や家族以外の他人から借りることも要検討

   

ブラック債務者が人生を台無しにしないための注意事項

消費者金融やキャッシング会社、さらには銀行カードローンやクレジットカード会社発行のカードによるキャッシングなど、世の中にお金を借りる手段は豊富に存在します。

また、安定した収入があれば審査も簡単に通ることもあり、気軽に借金をしてしまう人も増えています。当初は本当に必要なお金のために借りていたお金も、徐々に自分が贅沢するためや散財するために借りてしまい、まるで貸出限度額を自分の銀行口座の残高のように感じてしまい、無駄遣いをしてしまう人もいるのです。

このような借り方であっても、きちんとルール通りに返済ができるならば何も問題ありませんが、収入に見合わない借り入れをしてしまって、返済が滞ってしまうこともあります。こうなると大問題です。

もちろん、多少の遅れがあっても返済ができるのであればまだマシですが、完全に返済不能となってしまえば債務整理をしないといけません。自己破産や任意整理をして、借金を減額もしくは帳消しにしてしまうのです。これらの方法によって借金の問題からは離れられますが、その後はキャッシングやクレジットカードサービスなど、お金を借りることはほぼ確実に不可能となります。

こうしたデメリットもあるからこそ、債務整理は安易におこなうわけではありませんが、実情としてどうしょうもない事情があるのであれば、その際には下手に延滞を繰り返して余計なお金をとられるよりも、債務整理をしておいたほうが無難です。

そのため、債務整理は最終手段として覚えておきたいものですが、このような債務整理によってブラックリスト入りになってしまったあと、またお金をどうしても借りたくなった時に、どうすればいいのかという新たな悩みも出てきます。

基本は借入は厳しいものがありますが、絶対に無理かといえばそうでもありません。ひとつの方法として街金やサラ金を活用する手法もあります。小規模消費者金融会社として知られるこれらの会社の場合には、たとえブラック債務者であっても前向きな検討をしてくれることもありますので、覚えておきたい存在と言えます。
 

返済不能に陥ってブラックリスト入りしてもまだお金は借りられる

世の中には多数の賃金業者が存在しており、それぞれがお金に困ったときに融資をおこなってくれます。ただし、無条件に融資を実行してくれるわけではなく、必ず審査があります。この審査にパスできない場合には融資を得られないわけです。

特にブラックリスト入りを果たしてしまっている場合、信用情報機関の情報は審査において必ずチェックされますので、融資はほぼ確実に得られない状態となってしまいます。ただし、それは業者次第の部分もあるため、たとえブラックであっても借りられるケースがあります。

そもそも、信用ブラックや金融ブラックなどと呼ばれる事態になるのは、過去に大きな延滞や債務整理をした場合に限られます。つまりは、過去のカードローンやキャッシングなどにおいて、最初に約束したルール通りの返済をしていない場合です。

それぞれの業者は、自社の債務者の情報を信用情報機関に出し、これを各社が審査の際に相互に活用しているため、たとえ初めて利用する会社であっても過去の他社における借入や返済の情報は筒抜けです。そのため、審査で落とされることも多いわけですが、それでも審査基準や融資基準といった物事は会社ごとに異なっているために、貸してくれる会社も探せます。したがって、即座に諦めるのはやめておきましょう。

特に覚えておきたいのは、サラ金や街金などと呼ばれる部類の消費者金融です。消費者金融と言えばプロミスなどの大手を想像しますが、大手があるために中小規模の消費者金融も存在します。それらの中でも、特に規模が小さい会社をサラ金や街金などと呼んでいるのですが、これらの会社は規模こそ小さいものの、あらゆる方々への融資に前向きな姿勢を持っていることでも知られていますので、特に審査が通りにくいという事情がある方々にとって、ありがたい存在となっています。

こうしたサラ金や街金はひとつの店舗しかないケースが圧倒的ですが、ネットからの申込が可能であり、その店がある地域に住所がなくても借りられることも多いです。そのため、いざという場面では頼っておきたい金融機関と言われています。
 

サラ金や街金は最後の最後まで見捨てない会社も意外と多い

消費者金融や銀行カードローンやクレジットカード会社など、個人に対してお金を貸してくれるサービスは世の中に複数存在します。しかし、これらの賃金業者からお金を借りるときには必ず審査があり、審査を通過しない限りはお金を借りられません。

この審査で特に重要視されるのが過去の返済状況、他社からの借入や返済状況です。つまりは、ヒスクレの有無や返済をきちんとおこなっている人かどうかを、信用情報機関にある情報を通じて審査されます。

そのため、仮に他の金融機関から多額の借り入れがあって、すでに総量規制オーバーに近づきつつある方や、他の消費者金融から借入れているお金の返済がやや遅れているような場合には、審査を通過できないこともあります。

さらに言えば、自己破産や任意整理などをしていればブラック債務者となり、ほぼ間違いなく融資はNGとなってしまいます。やはり、どこの賃金業者も融資するからには返済してもらうことが大前提となりますので、お金を返してもらえる可能性が低い相手には融資をしたくないのが本音です。そのため、過去に問題を抱えた債務者には貸さないのが基本です。

ただし、自己破産者や任意整理などをした債務者にも事情はあります。さらに、こうした債務整理をしたあとにもお金が必要になることもあります。その際にどこも貸してくれないようでは生活が成り立たなくなります。

そのためにブラック債務者となってもどうにか貸してくれる会社を探したいものですが、その際には小規模消費者金融会社としても知られる、街金やサラ金の存在に注目しておきましょう。

すべての街金やサラ金がお金を貸してくれるとは限りませんが、銀行カードローンやクレジットカード会社、大手消費者金融会社などと比較した場合にはお金を貸してくれる可能性が高いです。つまり、融資を通してくれる可能性が高いのです。したがって、最後の最後まで見捨てない金融業者として、こうした街金やサラ金といったタイプの賃金業者にも目を向けておきたいものです。
 

ブラックリストに載ってどこからも借りられない人は個人間融資掲示板へ

信用情報機関に、自分の延滞情報や債務整理情報などが掲載されると、いわゆるブラック債務者となってしまいます。俗にブラックリストなどといわれますが、実際にブラックリストというものが存在するわけではなく、利用者にとって都合の悪い情報が信用情報機関に掲載されてしまうことをこのように表現しているものです。

ただし、ブラックリストは存在していなくても、まさにそれと同じような情報があるのは事実であり、消費者金融や銀行などから融資申込を受けて審査をおこなう際に見れば、審査で落とすという結論になるのは同じです。

そのため、キャッシング会社や銀行カードローン、クレジットカード会社のキャッシング枠などを使う際にはその返済はキチンとおこなうことが大切です。少々の返済遅れであれば業者も即座に信用情報機関にその事実を登録するようなことはありませんが、数週間などという長い延滞になってしまえばさすがに登録され、他社もその事実を知ることができるようになります。

さらに、自己破産や任意整理といった債務整理をおこなうと、業者サイドとしては金融事故としての扱いになってしまうことも多く、これらの場合には間違いなく信用情報機関に登録されることとなります。このような状態になれば、それ以降は基本的に新規にお金を借りたいと思っても、融資は受けられません。これまでに利用したことのない会社への申込であっても、やはり信用情報機関を通じて他の賃金業者の状況もわかってしまうために審査を通らないのです。

ただし、一部には例外もあるため、どうしてもお金が必要な場合には申込先をこれまでとは変えておきましょう。そして、その例外として知られるのがサラ金や街金といった小規模事業者です。

消費者金融といえば大手がメジャーですが、それ以外にも様々な規模の会社があり、特に規模の小さい街金やサラ金などはあらゆる方への融資に前向きな存在として知られます。そのため、債務整理をしたあとなどでどうしてもお金に困ったときには、これらの消費者金融を頼ってみましょう。
 

ブラック債務者は親戚や家族以外の他人から借りることも要検討

数年以内に任意整理や自己破産をしている場合、その事実は信用情報としてCICなどに登録され、それ以後はこれらの情報が消えるまでの期間、お金を借りられなくなります。

銀行の住宅ローンはもちろん、消費者金融のフリーローン、さらにはクレジットカードの発行に際しても、必ず信用情報機関にローン情報の照会をおこない、申込者がお金を貸しても問題ない相手なのか、カード発行して問題ない相手なのかを調べます。

そのため、まだ事実が記載中であれば間違いなくお金は借りられません。どこの会社も返済してもらえないリスクがある以上はやはり前向きな融資はしないものです。しかしながら、すべての業者から借りられないとは言い切れない部分もあります。

どういうことかといえば、世の中には銀行カードローンや消費者金融、クレジットカード会社など様々な金貸しや賃金業者がありますが、特に消費者金融に関しては様々な規模の会社があるのです。プロミスやアコムなどといった会社は誰もが知る存在ですが、これらは大手消費者金融会社になります。

しかし、その一方で世間的な認知度が低い消費者金融も世の中にはたくさんあります。それらの会社の場合、大手消費者金融会社とは違った視点や基準での審査をおこなっています。中には独自審査という形で信用情報機関にある情報を度外視していることもあるのです。

そのため、このような会社に目を向けて審査を受けることを検討していきましょう。確実に借りられるとは限らないものの、ブラック債務者の場合にはやはり大手消費者金融会社の融資はほぼ絶望的と言われていますので、銀行カードローンやクレジットカード会社なども同様です。

しかし、小規模消費者金融会社である街金やサラ金などであれば、違った答えを出してくれる可能性もありますので、困ったときには頼りたいものです。どこからも借りられないと思って配偶者に打ち明けて借りたり、親戚など身内から借りるしか方法がないと思いがちですが、実際にはこうした形の借入手段もありますので、最後まで諦めずにガンバってください。